久しぶりの左席

最近気温も上がってきて、春の気候になってきました。

今回の冬はさほど雪もひどくなく、ですが結構寒い冬だったのでようやく気温が上がってきてよかったです。

そして天気もよくなって来るとフライト日和も増えていきます。

日々フライトインストラクターとして飛んでいる関係で、あまり左席=機長側から操縦することはあまりありません。もちろん生徒が基本操縦するので計器は左席を中心に配置されています。なので普段右席にいる自分は斜めに計器を見るのが普通。

ですが今回は久しぶりに左席に座る機会がありました!

別に生徒として座ったわけではなく、フライトリビュー(2年に一度必要な講習)としてでもなく、普段のインストラクターとして乗りました。じゃぁ普段とは何が違ったかというと、今回はインストラクターに「なりたい」生徒の訓練として乗りました。

要は以前左側から生徒として乗っていたので、訓練では右席から操縦するのに慣れる、そして操縦しながら教えれるようにするため生徒が右席に、インストラクターの自分が左に座って自分が「生徒を演じる」わけですね。

そして今回ちょっと動画を撮る機会があったので(生徒が免許保持、Pilot-in-Command(機長権限)を全う)10秒ほどですが撮りました。

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今年最後のフライト

普段仕事はフライト・インストラクターをしていて、大学生を主に飛行機の操縦の仕方を教えています。ですが大学の講師をしていることもあり、季節的に今は冬休み。生徒は皆さんいないので来年の1月まではフライト・トレーニングがありません。

そんなことを思っていたら先日、他のインストラクターから彼の「元」生徒と飛んでほしいとの依頼が。

依頼内容は、その「元」生徒は最近双発機免許を取得したが、お金の余りがあるためその分のフライトをしてくれないかというもの。要はトレーニング・フライト(訓練)ではなくジョイ・フライト(遊覧)をしてくれと。

「よっしゃわかった!」

二つ返事で引き受けましたよ笑 いつもはトレーニング・フライトなので訓練内容が決まっていますし、生徒のことを厳しい目で観察、評価しなくてはいけません。ですが今回は訓練ではなく遊覧!自分はただ座って景色を楽しむだけ!…というのは少し言い過ぎですが。もちろん大学の飛行機を使うので、監視として同乗することになります。

Piper PA-44-180 Seminole

今回使う機体はパイパー社の「PA-44-180 Seminole(セミノール)」です。年式は2018年!新しいです!

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